メイドインジャパンの技術によって作られた他を圧倒する高機密な無水鍋『バーミキュラ』。
当サイトでも以前ご紹介しましたが、高品質なつくりが評判を呼び、現在では手に入れるのに半年待ちとなっています。
その無水鍋バーミキュラをつくった愛知ドビーが、究極に美味しいご飯を炊くために開発したのが、『Vermicular RICEPOT (バーミキュラ ライスポット)』です。
出典:http://www.vermicular.jp/
バーミキュラの無水鍋は海外のファンも多く、ライスポットも海外市場に進出する予定だそうです。
メイド・イン・ジャパンの素晴らしい発想と技術が詰まった製品が、またひとつ海外で大きく話題になる日が楽しみですね!
日本経済新聞社がまとめた2016年第4四半期新製品ランキングでは、鋳物メーカーの愛知ドビー(名古屋市)が昨年12月に発売したホーロー鍋の炊飯器「バーミキュラ ライスポット」が総合1位になった。キーボードのないラベルライターや電子辞書、刃を折らないカッターなど既成概念を打ち破る製品が多くランクインした。
出典:日本経済新聞
そのライスポットの気になるの価格は79,800円(税抜)。
税込で86,184円 と高級炊飯器なみのお値段です。
庶民の私にはちょっとお高いですが、釜戸で炊いたようなご飯が毎日食べることができるなら・・おかずも美味しくいただけるような気がします(笑)
公式サイトでは、昨年から”2016年秋に発売予定”となっていたので、バーミキュラファンには待ち遠しかったはず?!
バーミキュラ同様、予約が殺到すると思われるので、究極のご飯を食べたい方は、お早目に予約されることをおすすめします!
ライスポットの評判
【火加減の調整が不要】
バーミキュラユーザーの間では、炊飯器で炊いたご飯より、バーミキュラで炊くご飯の方が美味しいと評判でした。
しかし、美味しいご飯を炊くには、お米の量に合わせて火(熱)加減や時間の調整が必要なため、料理が苦手な人や、普段使いには適していませんでした。
また火加減だけでなく、炊き上げにも時間がかかるので、火にかけたまま忘れてしまう危険もあります。
「バーミキュラの鍋で炊く美味しいご飯を、誰でも簡単に炊けないか?」
を、コンセプトとして開発されたのがライスポットです。
【炊きあがりのムラをなくした】
従来のバーミキュラでも美味しいご飯は炊けます。
しかし、どうしても底面に火力が集中するので、炊いたご飯にムラができてしまいます。
その問題を解決したのが、ポットヒーターの深さです。
鍋の側面を囲み、独自の加熱方法により、かまどの炎のような直火を実現したそうです。
それにより、鍋全体に熱が伝わり、炊きムラの問題を解消しました!
出典:http://www.vermicular.jp/
ライスポットの気になるところ
【手持ちのバーミキュラが使えない】
わたしは当初ポットヒーターのみ発売されると思っていました。
なぜかというと、既に使っているバーミキュラをそのまま炊飯に使えると思っていたからです。
しかし実際は流用することはできません。
(バーミキュラのサイズが色々あるので当然といえば当然ですが・・。)
セットになっている専用のホーロー鍋が必要になります。
そのため価格も高くなっていますね。
そもそもバーミキュラが現在手に入りにくくなっているので、ポットヒーターだけあってもしょうがないですが・・。
【鍋が重い・・】
おひつとしても使えるライスポットですが、鍋の重さはなんと4kg!
掃除機なみの重さなので、女性にはかなりの重量だと思います。
はたして、おひつとして食卓に持っていく人がいるのでしょうか?
【保温機能がない?!】
このライスポットには、通常の炊飯ジャーに付いている保温機能がありません。
オンラインショップでカートに入れると
○ご飯の保温機能はありません。
○調理中は鍋が熱くなります。
お子さまの手の届かない所に設置してください。
と、注意事項が表示されます。
愛知ドビーが独自に行ったアンケート調査では、ご飯を保温する人があまりいなかったようです。
また、調理鍋としての保温機能はあるので、炊飯モードの保温と間違わないように注意が必要ですね。
究極のご飯が食べたい!
気になる点はいくつかありますが、すべて美味しいご飯を追い求めた結果です。
メイド・イン・ジャパンの究極の炊飯器、ではなくて炊飯鍋。
ライスポットで炊いたご飯は、お米に拘る人をきっと感動させてくれることでしょう!
ライスポットの発表会の様子がGetNaviさんのサイトで掲載されていました。→GetNavi web